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日本の香り・線香は、自由都市・堺から生まれ、香りの芸術品となった。

日本で最初に製造された堺線香
日本での線香製造のおこりについては、いろいろな説がありますが、天正年間(16世紀)には、中国から製法が伝えられ、堺ですでに製造されていたといわれています。

当時の堺は、自由都市として、わが国最大の海外貿易港であり、外国の宣教師によって「この町は大きく裕福であり、商業が盛んであるだけではなく、絶えず方々から人々が集まる諸国相互の市場のような所」と伝えられたほど商取引が盛んな都市でした。

このように、海外から線香の原料を入手しやすかったこともあり、また、堺は「泉南仏国」といわれるほど、京都、奈良についで寺院が多いことも、いちはやく線香の製造をはじめた要因と思われます。

堺の線香は、選びぬかれた天然の香料の調合が特色で、香の芸術品といわれています。また、香りのブームの中で、室内芳香用また医療用として、天然香の効能が注目されています。

線香のおもな原料
[伽羅(きゃら)・沈香(じんこう)]
ベトナム、インドネシア、マレーシアにわたり分布するジンチョウゲ科の常緑高木。木そのものには香りはありませんが、老木をきり倒して数年放置したり、土中に埋めたりして、腐らないで残っている樹脂の部分だけを採集したものを沈香と呼び、その最上のものを伽羅といいます。 

[白檀(びゃくだん)]
主にインドに分布するビャクダン科の常緑高木。白檀の心材は香料に、外側の部分は仏像などの彫刻材に古くから利用されてきました。

[竜脳(りゅうのう)]
ボルネオ、スマトラに原産する常緑高木。優雅かつ上品で透き通った香りが特長。薬用、防虫剤、芳香剤として用いられています。

[丁子(ちょうじ)]
インド、インドネシア、フィリピン、アフリカ東海岸に分布。丁子の花のつぼみを乾燥させたもので、丁香ともいわれています。香料や薬剤、また、クローブの名で料理の香辛料として親しまれています。

[桂皮(けいひ)]
中国、インドシナに分布するクスノキ科の常緑高木。その樹皮をはぎとり乾燥させたもので、一般にはシナモン(ニッキ)といわれ、芳香料、香辛料に用いられています。

[大茴香(だいういきょう)]
インドシナ北部から中国南部にかけて、限られた地域に原産するモクレン科の常緑樹。芳香料や香油に用いられています。

[椨(たぶ)]
九州から中国、台湾、タイなどに分布するクスノキ科の常緑高木。樹皮は粉末にして線香の粘着材に用いられ、これをタブ粉といいます。

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