堺五月鯉のぼりの掲揚について

堺伝統産業会館では、地震で被害を受けたこどもたちが、
滝をのぼる鯉のように、震災に負けず元気に成長してほしいとの願いをこめて
昨年に引き続き、堺の伝統産業である「堺五月鯉のぼり」を掲げています。

 

堺五月鯉のぼりは明治のはじめ、和凧職人に紙鯉を作らせたのがルーツで
鯉本来の姿形を取入れ、鯉の背中に赤い金太郎がまたがった鯉のぼりは
「高儀の鯉」として知れ渡りました。

 

 

竹刷毛や数十種類の筆を使い分ける伝統の技、手描きだけが醸し出す独特の味と
風合は時を経た今も変わらず守られています。

 

今では、大阪で唯一の手描き鯉のぼりとして、大阪府の伝統工芸品の指定を受け
伝統の技と心を伝えています。

 

〇期間〇(予定)
4月20日から5月中旬まで(午前9時~午後5時)
※雨天・強風等悪天候の場合は掲揚しません。

 

〇場所〇
堺市堺区材木町西1-1-30
堺伝統産業会館前

 

〇展示内容〇
鯉のぼり 3匹【堺五月鯉幟「高儀」】