和菓子

季節を感じる、時が和む
見目美しく、
ほっこり美味しい、
堺の和菓子

堺が生んだ茶聖、千利休。その茶の湯文化が大いに影響を与えたといわれる堺の和菓子文化。職人たちは伝統の和菓子を守りつつ、今の時代にあった味わいを追求しています。繊細な手の技、良質な原料からつくられる豊穣の味わい。季節や催事を先取りして伝え、暮らしの中に潤いを与えてくれる和菓子をぜひ、ご賞味ください。

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茶の席を彩り、舌を楽しませてくれる、
季節を感じることのできる
日本の和菓子

和菓子の老舗の多いまち、堺。

和菓子の老舗の多いまち、堺。

人々の生活の中の年中行事、人生における冠婚葬祭等行事において利用する機会が多い和菓子。その種類は多岐にわたっていて材料や製法等によって、煉切り、羊羹、饅頭、もなか、餅、落雁などに分類されます。形や色合いで季節の移ろいにあわせたものを、また、1年を通して変わらない味で、特徴のあるお菓子を作り続けています。

古くは自生の木の実、穀物や豆などがから作られたものが、茶の湯文化、砂糖や卵を用いた南蛮菓子の伝来、砂糖の国産化、西欧の調理器具と様々な影響を受け、その時々で加工や工夫を凝らして発展を続け、今の和菓子が生み出されました。

特に江戸時代に、茶道等で用いられる季節感や花鳥風月などを表現した芸術性の高い菓子文化が次第に広がるとともに、名所、街道、寺社門前等で名物菓子、生活に密着した菓子が作られ販売されるようになりました。

堺には、物資輸送、参詣等のルートとなる竹内・西高野・熊野・紀州・長尾の5つの旧街道が通り、港があります。古くから人、物の交流が盛んな土地で、多くの文化の入り口となりました。また、茶の湯文化と非常に縁の深い土地でもあります。堺の各店舗ならではの和菓子は、冠婚葬祭用やお茶席用、手土産に、また、家庭でのお茶請け用として、堺の人々の日常生活だけではなく、近隣と堺を行き来する人と人をつなぎ、人々の心を潤す役割を担っています。